発売可能性は?DELLのユニークなコンセプトPCたち3種

発表はCES 2020会場ででしたのでタイミング的には少し前のものになりますが、DELLが極めてユニークなコンセプトパソコン3機種を発表しました。

ただこれらのマシン発売予定の方は全くの未定で、そのままのカタチで開発が進むかどうかすら明らかになっていません。むしろこれらのコンセプトPCを叩き台として、新たなパソコンのカタチを追求するためのベースとして公開した、そんな雰囲気の発表であったようです。

1つは本体のみだとほぼ完全な大きめの2画面タブレットPCの「Concept Duo」。2つめは折りたたみ可能な有機ELパネルを搭載した「Concept Ori」。3つめが任天堂のゲーム機Switchを大型にしたようなカタチの「Concept UFO」です。

それぞれ中身を見てみましょう。

Concept Duo

Concept Duoは13.4型のディスプレイを2面持つマシンで、二つの画面の間を360回転可能なヒンジでつないだものです。LenovoのYoga Bookに似たコンセプトのマシンのようです。

クラムシェル型のノートパソコンのように利用することが出来ますが、Yoga Bookとは異なりキーボードを使う際には手前側の画面の上に物理(?)キーボードを載せて利用する形態になる模様です。

となると2画面の意味が微妙になる気もしますがそのあたりがコンセプトマシンという意味なのかもしれませんね。これを元に色々な使い方などのアイディアを求め、それに合わせてさらにカタチ等々を変化させていくのかもしれません。

とりあえずOSとしてはWindows 10Xがピッタリマッチしそうではあります。

Concept Ori

こちらの名前の「Ori」はやはり折り紙からなのでしょうか。13.3型の折りたたみ可能な有機ELパネルを搭載した機種です。

広げて13.3型画面を持つ1枚のタブレットPCとして利用するも良し、半分に畳んで2画面PCや小型のクラムシェル型ノートパソコンとして使う方法もありそうです。

こちらも色々な使い方が考えられますね。

ただやっぱりパネルの折曲げによる寿命の方はすごく気になります。

また、Concept DuoもConcept OriのマシンもCES会場では実動デモ機として仕上げられていたようです。Oriの方の折りたたんでの2画面モードは、Windows 10Xが動いている雰囲気もあります。

Concept UFO

DELLが発表した3つのコンセプトマシンの中で最も発売が近そうに感じられたのがこれ、Concept UFOかもしれません。

8型でWUXGA(1,920 x 1,200ドット)の画面を持つスレート型PCの両側に分離・合体可能なコントローラーを取り付けた形状です。まさにちょっと大きくなった任天堂Switchですね。

本体からコントローラーを取り外して、左右のコントローラーだけをドッキングさせて使うことも出来るあたりもSwitchと同じです。ドッキングさせた場合、コントローラーの見た目はどちらかと言えばxboxのコントローラー似ではありますが。

こちらは使い方ももう明らかですし完成度も高そうですから、すぐにでもそのままのカタチで市場投入されてもおかしくはない気がします。

外部ポートにはThunderboltやUSB Type-C形状のコネクタも設けられていますので、PCらしい拡張性も期待できそうです。オルタネートモードで外部に映像を出力して大画面でゲームを遊ぶことも出来そうですね。

恐らく搭載されているCPUはIce Lakeシリーズの第10世代のCoreプロセッサだと思われます。「AAA」クラスのゲームが遊べる性能がある、とされていますので。

実際にそのまま製品化されるかどうかは分りませんが、ちょっとどれも世に出るのが楽しみなマシンばかりです。