ASUSから14型で世界最軽量のモバイルノートパソコンExpertBook B9450

CES 2020では各社から膨大な、と言っていいぐらいの新機種の発表がありました。ASUSも多数のパソコン新機種を投入していますが、その中でも特に著者の注意を引いたマシンをご紹介します。

その一つは、どちらかといえばビジネスユーザーをターゲットにしているのではないかと思われる14型液晶搭載のノートパソコン「ExpertBook B9450」です。

バッテリーの容量を削ったモデルの方では、14型画面搭載機としては世界で最も軽い870gを実現しています。

マグネシウムリチウム合金採用

NECや富士通が最軽量を争っているマシンでもそうですが、最軽量を狙うマシンはこの金属を使うのが普通になっているようです。

アルミ系や従来のマグネシウム合金よりも比重が小さい「マグネシウムリチウム合金」です。

外見などはアルミ合金のユニボディ構造を採用したノートパソコンには高級感で譲る形になるようですが、重量面では圧倒的と言っていい差が生まれるようです。

加えてExpertBook B9450では大容量の66Whの内蔵バッテリーの他に容量を半減した33Wh仕様を準備することで、870gという14型画面搭載ノートパソコンとしては驚異的な軽さを実現しています。

この軽さを実現しながらアメリカの軍の調達規格MIL-STD-810Gをクリアしているのもこだわりの点でしょう。

スペック

ExpertBook B9450はCPUにはComet Lakeシリーズの第10世代のコアプロセッサを採用しています。このため製造プロセスは14nmとなり、統合されるGPUはIntel UHD Graphicsになります。

15WのTDPながら4コア8スレッド対応のCPU部で、定格動作クロックは1.8GHz、ブースト時最大4.9GHz動作を可能にしています。

メインメモリは最大16GB。内蔵ストレージはM.2スロットを2つ備えているので、最大4TBまで対応可能になっています。

ディスプレイは14型でフルHDと実用性が非常に高そうです。

外部インタフェースにはThunderbolt 3を2組、USB3.1を一つ、さらにHDMIも搭載とフル装備に近い状態です。拡張性も十分と言えるでしょう。

長時間駆動

大容量バッテリー搭載のモデルではバッテリー駆動時間の公称値はなんと24時間に達しています。ことバッテリーオペレーション時間のみにフォーカスすれば、WoSデバイスの存在感が揺らぎそうなレベルのスタミナ性能です。

最軽量を実現するバッテリー容量を削ったモデルでも10時間の駆動が可能な性能を持っていて、一般的な使い途での使用感が犠牲になっていないのもすごいところです。

液晶を入れる天面側は極めて狭い額縁の構成となっていて、14型画面を持つ機種ながらフットプリントはかなり小さく抑えられています。サイズは320mm x 203mm x 14.9mmと13.3型液晶搭載機並です。

天面側の画面の占有率は94%に達していてこちらのポイントでも最高クラスを争う機種です。

有線LAN搭載

薄型の筐体ながらExpertBook B9450はギガビットの有線LANポートを備えることも特徴ですが、この実装方法がなかなかユニークです。なんと「マイクロHDMIコネクタ」を利用しているのです。

薄い本体に入れ込むための苦肉の策的な雰囲気はありますが、これもビジネスユースを強く意識したがため。

本体固定のLANアダプタを持つことでそれぞれの機材固有のMACアドレスによる端末の管理を行えるように考えられたフィーチャーです。