懐かしのPowerToys、オープンソースで復活へ

Windows 95やXP時代にマイクロソフト自身がユーザー向けにリリースしていたシステムツール「PowerToys」があります。このソフトのお世話になったユーザーも多いでしょう。

Windows 95、XP本体と標準添付のアプリだけでは微妙に不足する機能や、これがあると楽になる、といったいわゆる「かゆいところに手が届く」系のツール群です。

これがWindows 10向けにオープンソースという今風の開発形態で復活することになりそうです。

GitHubでプロジェクトが立てられ開発がスタートしています。GitHubの公開プロジェクトですから参画しようと思えば誰でも作業に携わることが出来ますし、ソースコードは公開されていますから中身を見てみる、といったことも簡単にできるようになっています。

開発中のツール

現在GitHubで開発されている新PowerToysにはこんな機能のツールがあります。

新最大化ウィジェット

標準のウィンドウのウィンドウ最大化ボタンの機能を拡張するウィジェットが開発されています。

ウィンドウ最大化のボタンにポインタを重ねるとボタンが拡張されて、新しい仮想デスクトップを作成して該当アプリをその仮想デスクトップに最大化して表示を行ないます。

既存のデスクトップの状況が保持されつつ指定アプリはフルスクリーン表示が出来ますので、マッチする状況ではかなり威力を発揮しそうです。

Windowsキーを鍵にするショートカットのガイド

Windowsキーとの同時押しによるショートカットキーのガイド機能も開発がアナウンスされています。

Windowsキーを1秒以上長押しするとショートカットの一覧がフローティング表示される仕組みです。

ショートカットキーはすべてを使う必要はないんですが、指先が操作を覚えて自然に使える種類が増えればその分ほとんどの場合作業効率が上がります。

他にも応答しないプロセス(Linuxなどで言うところのゾンビプロセス)を簡単に終了させられるツール、ファイル名をバッチ処理で一括変更できるツール、アニメーションGIF形式で記録できるスクリーンレコーダーなどが開発されているそうです。

その他の開発候補

既に開発が始まっているツールの他にもいくつも開発の提案が行なわれている機能もあります。

例えばこんなものがあります。

ノートPCに外部ディスプレイを接続しなおした時、ウィンドウ配置を外部ディスプレイ使用時の配置に戻す機能を持つフルウィンドウマネージャー

今のWindows 10では外部ディスプレイ接続時、そちら側に開いたウィンドウの配置までは記録してくれませんので、自宅ではより大きな外部ディスプレイを接続したノートPCで作業を行なっているユーザーには必須の1本になるかもしれません。

キーボードショートカット管理ツール

キーボードショートカットの中身をカスタマイズできるかもしれませんね。

名前を指定して実行ツールの代替ツール

などなど、Windows 10においてももう一段突っ込んだ使い勝手が欲しいところを上手く補ってくれる機能になってくれそうです。