モバイルノートPCでも有線LAN。サンワサプライのUSB-3H301BK

サンワサプライ LANアダプタ付きUSB3.0ハブ(USB3.0×3ポート+LAN×1ポート) USB-3H301BK

モバイルノートパソコンのうち、特に機動性を重視した機種では有線LANのポートが省かれることが多くなっています。無線LANの性能が上がり、こと通信速度の面ではわざわざケーブルを接続する必要が薄れた、というのもその理由の一つだと思います。

ですが使い途によっては有線LANが欲しくなることもない訳ではありません。やはり通信や接続の安定度では無線LANは有線LANにはどうしてもかなわないからです。

そういったニーズが生まれたときに気軽に有線LANポートを増設できるのが、USB接続の有線LANアダプタです。

今回はそんなジャンルの製品の一つ、サンワサプライのUSB-3H301BKを取り上げます。

ギガビット対応

USB-3H301BKの大きな特徴の一つは、USB接続ながらしっかりとギガビット対応をしているところ。最大1Gbpsの通信を行える有線LANポートを持ちます。

これはパソコンとの接続に使うUSBインタフェースにUSB3.0を採用しているおかげ。

USB2.0ではデータの最大転送速度は480Mbpsに留まるため、インタフェースがUSB2.0までの対応だとギガビットの有線LANには対応できません。このためUSB2.0接続の有線LANアダプタは100Mbpsの規格に限定される製品ばかりです。

自宅のLANがギガビットに対応できているなら、このタイプの製品は迷わずUSB3.0接続の製品を選びましょう。

USB2.0接続の製品にもメリットがない訳ではなく、価格はUSB3.0接続の製品より安めです。絶対的な通信速度ではなく通信の安定性だけがあればいいときには検討する価値もあります。

USBハブ内蔵

モバイルノートパソコンは本体内蔵のUSBコネクタが少なめになっていることが多いです。このためUSB接続の周辺機器の接続に制約が生まれやすくなります。そういった機材でさらに有線LANアダプタを使うと、貴重なUSB端子を一つ占有してしまうことになります。

その点USB-3H301BKはUSB3.0ハブも内蔵していて3つのUSB3.0機器を接続出来るようになっています。

USB-3H301BKはギガビット対応の有線LANポートを増設しつつ、USBポートも拡張できる優れものです。

接続するだけで即利用可能

USB-3H301BKに内蔵されているLANアダプタのチップはごく一般的なもののようで、Windows 10パソコンだと製品をUSBコネクタに接続するだけですぐに利用可能になるはずです。マニュアルでのドライバーのインストールがいりません。

USBハブの方も手元の環境では全く何の問題もなく認識され、手元のモバイルノートパソコンの拡張性がとても上がりました。

安定した接続

USB-3H301BKを導入して以降、自宅ではモバイルノートパソコンをずっと有線LAN接続で利用していますが、接続の方は極めて安定しています。

MMORPGの多人数戦闘が起こるシーンでも接続や動作が不安定になることはなく、有線LANらしい安定した通信が行えているようです。

通常時でもパソコンに接続すると本体がじんわりと暖かくなるため、負荷をかけると発熱による熱暴走を起こすのではないかという不安がありましたが、そちらは完全に杞憂に終わりました。

MMORPGプレイ時にも発熱が増す感じはなく、じんわりと暖かい程度の温度のまま動いてくれています。

通信速度の方は自宅のNASとのやりとりで見る限り、ギガビットの有線LANの能力をフルに発揮でいているかというとちょっと微妙ではあります。

接続しているパソコンが非力なモバイルノートパソコンであると言うこともありますが、帯域をフルに使い切れてはいません。

それでも最大500Mbpsを超える転送速度は出ていますので、安定した通信と合わせ無線LANを超える使い勝手は確実に実現できていると言えます。

価格もAmazonで2,000円程度のお手軽価格ですから、有線LANならではの安定した高速通信が必要になったら検討するに値する製品だと言えるでしょう。