キーボードショートカットのTIPS。ちょっとマニアックなものも

WindowsはGUI操作が基本のOSです。ですが実はほとんどすべての操作をキーボードからも行える作りになっています。

これの第一義は使い込んだユーザーが文章作成時などにキーボードから手を離さず作業を行えるようにすることで、作業効率の改善を図ることが目的です。

同じぐらいに大切な理由は視覚障害などの影響でGUIによる操作が困難な方たちも、しっかりとWindowsが利用できるようにするアクセシビリティの観点からです。

こちらの観点は日本の大企業やメジャーサービスの対応の遅れ・軽視具合を見る限りでは、日本主導で作られたOSがあったとしてここまでの対応が行えているか、ちょっと疑問に感じることもあります。

マイクロソフトはWindows 10での読み上げ機能の改善もずっと継続して行なっていて、まだまだ完全とは言えませんが大きな企業としてあるべき姿のひとつは示しているように思います。

ちょっと話が逸れてしまいました。

そういった観点だけではなく、多くのユーザーにとってもキーボードショートカットの活用はちょっとした作業を楽にしたり、さまざまな仕事の効率化の可能性を持った使い方です。

最初から全部を飲み込む必要は全然ありませんが、便利に使えそうな所からひとつずつ手を出してみるのがいいと思います。

今回はキーボードショートカットの基本の次の一歩、少しマニアックな機能を取り上げてみます。

汎用操作向け

まずは多くのアプリやWindowsそのものの操作で使える汎用操作系から。

Alt+Enter プロパティウィンドウを開く

選択されているオブジェクトのプロパティウィンドウを開きます。

ファイル操作の方のエクスプローラーなら、その時フォーカスがあるファイルやフォルダのプロパティが表示されます。


Alt+Space ウィンドウ自体の操作メニュー

アクティブになっているウィンドウのウィンドウ操作メニューを開きます。

最小化やフルスクリーン表示の設定をマウスを使わずに行うことができます。

また移動ではCtrlキーを押しながらカーソル移動キーを使うと1ドット単位でウィンドウを移動させられます。キッチリウィンドウの配置を詰めたいときにはとても便利な機能です。

Alt+→ 進む

ブラウザの進むボタンと同じ働きをするショートカットです。ブラウザだけではなく多くのアプリがこの操作に対応しているはずです。

例えばエクスプローラーならばフォルダの移動の際に戻る機能と合わせて目的のフォルダにたどり着くのを容易にしてくれます。

Alt+← 戻る

ブラウザの戻るボタンと同等の機能です。

多ボタンマウスの進む・戻るボタンと同じイメージで使えます。

Ctrl+Alt+Tab アプリ切り替えのウィンドウを開く

アプリの一覧のサムネイルを表示してアプリを切り替える機能です。

マウスでも操作可能ですが、カーソル移動キーでアプリを選択してEnterキーで選んだアプリにスイッチすることが出来るようになっています。

Alt+Tabで表示されるアプリ切り替え用のウィンドウを固定して表示するイメージです。

Ctrl+Shift+Esc タスクマネージャー起動

キーボードショートカット一発でタスクマネージャーを起動できます。

Ctrl+Shift キーボード変更

Windowsは複数の配列のキーボードをインストールして切り替えながら使うことが出来ます。

キーボード配列、というとちょっとわかりにくいかもしれませんね。日本語環境だとキーボードと言うよりもかな漢字変換システムの切り替え、と言うカタチで機能します。

複数のかな漢字変換システムをインストールしてある場合には、それらを切り替えながら作業できます。

Shift+Del 選択したオブジェクトを完全に削除

ファイルを普通の操作で削除したときにはそのファイルはいきなり完全に消される訳ではなく、一度ごみ箱に入ります。完全に削除する場合には「ごみ箱を空にする」操作が追加で必要です。

間違ってファイルを消してしまったときには安全なインタフェースですが、確実に捨てることが決まっているファイルに対してはちょっと手順が多くて面倒とも言えます。

このショートカットならいらないファイルをごみ箱に入れることなく直接完全削除できます。ただ、もちろん一度「ごみ箱に保管される」フェイルセーフは働きませんのでご注意。

スタートメニュー

GUIの最たる機能の一つであるスタートメニューも実はキーボードショートカットであれこれ操作が行えます。

Ctrl+カーソル移動キー スタートメニューのサイズ変更

スタートメニューのサイズはこのショートカットを使うとキーボード操作で変更可能です。

フォーカスがプログラム一覧の列かタイルのエリアにある時にこの操作でタイルのエリアのサイズを変えられます。

横幅はその時設定されているタイルの列数(3列分、または4列分)ごとに変化します。

こんなカタチのものが一度の拡張操作で、

こうなります。

上下方向もドット単位とかではなくある程度の幅で変化します。

Ctrl+Shift+カーソル移動キー タイルの移動

スタートメニューのタイルにフォーカスがある時にこの操作を行なえばタイルを移動させることが出来ます。

グループのタイトルバーにフォーカスを持っていけばグループごとの移動も出来ます。

エクスプローラー

Windowsのファイル操作用のGUIのシェル、みたいな扱いになっているエクスプローラーですが、こちらも基本すべての操作をキーボードから行うことが出来るようになっています。

基本は操作を行ないたい場所をタブキーで選択。その先でカーソル移動キーなどを使って操作対象のオブジェクトを選択してEnterキーなどで処理を行なう、といったイメージでファイルやフォルダン操作を行うことができます。

その中でもちょっと覚えてくと楽が出来るショートカットを説明します。

Ctrl+N 新しいエクスプローラーを開く

エクスプローラーのウィンドウを新たに開くことが出来ます。

エクスプローラーのGUIは1つのウィンドウだけでほとんどすべてのファイル操作を行える作りにはなっていますが、複数のエクスプローラーウィンドウを開いて操作する方が楽なケースもあります。

そういった使い分けの際にはこの機能が便利です。

Alt+↑ 親フォルダに移動

操作対象とするフォルダの移動もキーボードショートカットで行えます。

親フォルダに移動するときにはAltキーと↑キーの同時押しでいけます。

Alt+→ 次のフォルダに移動(進む)

フォルダの進む・戻るはブラウザのそれと同じイメージで操作を行えます。

進はAltキーとカーソル移動キーの右の同時押しです。

Alt+← 前のフォルダに移動(戻る)

戻るもブラウザの戻る操作と同じAltキーとカーソル移動キーの左です。

ここも多ボタンマウスの進むボタン、戻るボタンでも同じ操作ができます。