エクスプローラーのTIPS。前に開いていた場所をサインイン時に自動オープン

Windows 10で再起動前に起動していたIEが、パソコン再起動後に自動的に立ち上がってきてびっくりしたことはありませんか?

これ、ほとんどの場合はウィルスとかマルウェアとかのせいではなく、Windowsに備わっている機能を使ったもののはずです。

Windowsには再起動前、といいますか、サインアウト前に起動していたプログラムを再度サインインした際に開き直す機能が内蔵されていて、上のIEの動作はその機能が働いた結果です。

同様のことは(ファイル)エクスプローラーの方でも使うことが出来て、こちらはWindowsのOS側の機能ではなく、エクスプローラー自体の機能として実装されています。

今回はこのちょっと便利な機能の設定方法をご紹介します。

エクスプローラーのオプションから

再サインイン後に以前開いていたエクスプローラーの状態を再現するには、エクスプローラーのオプション設定画面から機能を指定します。

エクスプローラーのオプションはリボンを表示している場合には「表示」タブの一番右側にボタンがあります。

こちらをクリックすると、次の「フォルダーオプション」のウィンドウが開きます。

こちらのウィンドウでも「表示」タブを選択。「詳細設定」の枠の中を下にスクロールして、「ログオン時に以前のフォルダー ウィンドウを表示する」の項目にチェックを入れます。

その後「OK」か「適用」ボタンクリックで、この機能が有効化されます。機能を有効にするための再起動などは不要です。

あとはサインアウト/サインインで利用可能

このあとは何も意識する必要はありません。Windows 10からサインアウトしてふたたびサインインすれば、サインアウト前に開いていたエクスプローラーの状態が再現されます。

単にエクスプローラーが自動で起動するだけではなく、サインアウト前に開いていたドライブやフォルダーの状態がきちんと元通り再現されるようになっています。

また、この機能はエクスプローラー側がレジストリを使って動かしていますので、サインアウト/サインインだけではなく、パソコンの再起動や、一度電源を切って次の日に起動し直したときにも有効になります。

さらに複数エクスプローラーのウィンドウを開いていた場合もきちんと対応してくれます。次のサインイン時に複数きちんとエクスプローラーが立ち上がるようになっています。

一応、注意しないといけないところは、再現されるのはサインアウトするときに「開いた状態になっていた」エクスプローラーだけ、と言うところでしょうか。

サインアウトや電源を落とす前に手動でエクスプローラーを閉じていたら、その時には状態の再現は行なわれません。

今のWindows 10ならそういったときには「タイムライン」を使えばいいんですけどね。

うまく使って作業の効率アップ

この機能を活用すると、毎日よく使う作業用フォルダを開く手間を省けるようになります。

パソコンを起動してサインインしたらエクスプローラーの作業環境は自動的に復元される、といったイメージですね。

パソコンが出来ることはできるだけパソコンに預けてしまって、人間は人間にしか出来ないことに集中するというのがパソコンを使った仕事の理想だと思います。

同じような効率化はタイムライン機能でも実現できますから、うまく使って楽をしましょう。