マイクロソフト謹製の共有型電子ホワイトボードアプリが面白い!

マイクロソフトが2017年12月にプレビュー版をリリースしていた電子ホワイトボードアプリの「Microsoft Whiteboard」、遂に正式版がリリースされました。

まずはWindows 10用のUWP版アプリから之リリースですが、ブラウザから利用可能になると思われるWebアプリ版のプレビューが近日公開予定となっています。

このアプリの中身をザッと眺めてみました。

基本何でも貼れる電子ホワイトボード

MS Whiteboardは手書きで文字やイラスト等々を書き込むことが出来るようになっていて、1人が単独で使っているとWindows Inkのスケッチパッドのようなイメージのアプリに見えます。

それにプラスしてアプリ内で付箋を使ったり、画像などを貼り付け自由に移動させたりすることが出来るようになっています。

使い勝手は基本Windows Inkで出来る機能がベースになっていて、ペンや付箋の使用感はInkの機能そのものです。手書きによる描画周りがWindows Inkをベースにしているので定規の利用も出来ます。

プラスαは共有可能なところ

MS Whiteboardがわざわざパソコンでホワイトボードを実現しようとしたことのキモとなる部分は、ホワイトボード自体を複数のパソコン間で共有できるようにした部分でしょう。

Surface Hubのような巨大なスクリーンを持つデバイスならば共有機能がなくても電子ホワイトボードアプリはかなり便利に活用できると思います。

ですが一般的な画面サイズのパソコンでは単独でホワイトボード機能が使えてもコラボレーションツールの機能としては、本来のリアルなホワイトボードのほうが実用性の面で上を行くと思います。

そこを一気に突き破れるのが、MS Whiteboardが実現したホワイトボードの(ほぼ)リアルタイムでの共有機能だと言えるでしょう。

一般的なWindows 10パソコンで遠隔地からも共有電子ホワイトボードに複数ユーザーが参加して会議等を進められるようになります。

より具体的な例としては、MS Whiteboardではアプリ内で付箋を使えますから、リアルの会議で使われるポストイットを使ったブレインストーミングのやり方、あれを電子ホワイトボード上で遠隔地のユーザーも参加して行えるようになります。

テレワークで難しかったタイプの会議を容易に行えるようになる可能性を持っていると思います。

今のところWindows 10以外のネイティブなアプリの開発情報はありませんが、Webアプリのリリースによって他のOSを使うデバイスからも共有電子ホワイトボードへの参加が出来るようになります。

Windows 10アプリなら参加は簡単

Windows 10版のアプリを導入すると他のユーザーを共有電子ホワイトボードに招待するのはとても簡単です。

招待する相手がMicrosoftアカウントを持っているかOffice 365のアカウントを保持している必要がありますが、MS Whiteboardのユーザ招待ボタンをクリックするだけで他のユーザーを招待するためのURLが表示されます。

あとはそのURLを相手に渡してアクセスしてもらえばOK。

先方がこのアプリをインストール済みであれば、すぐに電子ホワイトボードを共有してのコラボレーションワークが始められます。

マイクロソフトは以前の単なる「Windows屋」からの脱却をものすごい勢いで進めていますが、こういったビジネスコラボレーションサービスの提供もその一環になるのかもしれません。

チャットツール+αのサービスであるSlack対抗と目される「Teams」の無償版サービスも提供が開始されています。MS WhiteboardもWebアプリ版の提供で、Teamsの機能強化を図る狙いもあるのかもしれません。