遅れていたWindows 10大規模アップデートApril Update 2018として4/30リリース

Windows 10の2018年春の大規模アップデート、本来はもう少し早くにデリバリーが開始される予定でした。

ですが、マイクロソフト内でリリース用の物件まで出来た後、特定のわずかな環境でBSoD(Blue Screen of Death)、いわゆるブルースクリーンを出してWindowsが落ちる現象が発生することが確認されました。

この現象の修正のための新しいビルドが作られてその検証を行なっていたため、リリースが2週間近く後ろにずれ込みました。

名称もSpring Creators Updateとなるなどとの予想が流れていましたが、実際にはWindows 10 April Update 2018という正式名称になっています。

この名前のAprilを守るためギリギリの攻防が行なわれた印象ですが、現地時間の4月30日にようやく配信が開始されました。

代表的な新機能

ではApril Update 2018の代表的な機能をピックアップしてご紹介します。

Timeline(タイムライン)

タイムラインは従来のタスクビューを拡張する形で実装された、一見タスクのスイッチ用の画面にも見える機能です。

新しいところは画面右端に時間軸のスライダーが設けられているところ。これを動かして最大30日前まで遡ってアプリの利用履歴を呼び出して再現することが可能になります。

既にEdgeやOffice 2016などが対応していて、更にタイムラインに対応するアプリが増加していくことで、Windows 10上で行なったタスクをほとんど全て再現可能になることが期待されます。

集中モード(Focus Assist)

珍しく日本語と英語表記での機能の名称のイメージが大きく異なっているのが集中モードです。

集中モードは時間帯などの設定を行なってWindows 10の通知を制御出来るようになる機能です。作業に集中したいときに余分な通知によって邪魔をさせないための機能、と考えると良いでしょう。

重要な情報のみWindows 10の通知を上げるような設定が可能です。

Edge改善

Edgeは更に継続して改善が行なわれ続けます。

April Update 2018では、PDFファイルの取り扱いが改善されています。さらに電子書籍(EPUB)対応の強化、Webページの印刷機能も改善されています。

タブプレビューなどにも手が入っているようです。

スタートメニューを含む各種UI継続強化

Windows 10の大規模アップデートは基本的なUIにも大胆に修正を入れてきます。

今回もその例に漏れず、日本語環境ではスタートメニューのプラグラム一覧、日本語プログラム名の頭文字による索引部分の表示が改善されました。

「あいうえお~」表記から「あかさたな~」表記に束ね直されたイメージです。

設定アプリなどのインタフェースにもあちこち修正が行なわれました。コントロールパネルから設定アプリへの設定内容の統合もまた少し進んでいます。

恐らくリリースはまた時間差で

Windows 10が動作する端末の数も大幅に増えていますので、今回のApril Update 2018でも全PCに同時にWindows Update経由で更新プログラムが落ちてくることはないと思われます。

何らかのルールに則った時間差での配信となるでしょう。

このためすぐにApril Update 2018を試したいユーザーはWindows 10 アップグレード アシスタントを使った手動での適用を試すのが良いと思います。