DSっぽい小型PC GPD WINのバージョンアップ版登場へ

GPD WIN 2の情報ページ

 

中国のShenzhen GPD Technologyは、UMPC(Ultra Mobile PC)のGPD PocketやGPD WINといった非常にユニークなパソコンを製造販売するメーカーです。

このあたりのジャンルのマシンを日本メーカーではなく中国のメーカーが作ってしまうところに、今の中国シンセンの勢いと日本のPCメーカーの限界を感じます。

とりあえずそのあたりは脇に置いておくとして。

GPD WINの新版が計画されています。2018年年明け早々にクラウドファンディングで資金調達を開始するようです。

今回はこの新GPD WINを取り上げます。

ハードウェア一新でCore m3搭載へ

新GPD WINことGPD WIN 2ではCPUがATOM x7から第7世代のCore m3にグレードアップします。

これにより全ての性能がグッと上がる形になります。

Core m3は2コア4スレッド対応のCPUながら、リアル4コアのATOM x7を大きく超えるCPU性能を持ちます。また統合GPUは24EU、192SP相当の演算ユニットを備えています。

ATOM x7は64SP相当の統合GPUですので単純な演算性能でも大幅にアップ。実性能でも各種ベンチマークで2倍以上の性能を出せるようです。

CPU性能の大幅アップとも合わせ、対応できるゲームのタイトル数が大きく増えています

設定次第ではあると思いますが、GTA5やOverwatchもプレイ可能、とメーカー側ではアナウンスしています。

スペック

GPD WIN 2ではCPUには第7世代のYプロセッサ、Core m3-7Y30を搭載します。

定格1GHz、ターボブースト時最大2.6GHzで動作するチップになっていて、温度等々の条件次第ではありますが、シングルスレッド動作時にはタブレット向けと思えないレベルの性能を発揮できます。

メインメモリは8GBと十分。ストレージにも128GBのSSDを搭載して、性能のベースとなる足回りはかなりしっかりした作りになっています。

液晶は6型のシャープ製の1,280 x 720ドットのパネルを採用

解像度を欲張らないことで、DirectXゲームのプレイアビリティを優先したものと思われます。

インタフェースはType-A形状のUSB3.0とType-C形状のUSB3.0を一つずつ。

マイクロHDMIやマイクロSDカードスロットなどを備えていて、超小型PCながらかなりの拡張性も備えるところが特徴的です。

バッテリーは合計9,800mAhとサイズを考えるとなかなかの容量です。負荷の高いゲームをプレイ中にはあまり長時間の利用は期待できないと思いますが、一般的な用途ではバッテリー駆動時間も結構な時間を達成できそうです。

CPUが発熱の多いCore m3になったことで冷却機構が一新されています。やはりパッシブクーリングでは間に合わず、アクティブクーリング機構が搭載されました。

小径ファンが最大1万rpmで回転する仕組みのため、負荷の高いゲームを動かしているときには結構な騒音を発するかもしれません。この点は覚悟しておく必要があるでしょう。

クラウドファンディングは2018年1月15日スタート予定

GPD WIN 2のクラウドファンディングのプロジェクトは、2018年1月15日スタート予定となっています。

まだプロジェクトページ等のアナウンスもないようですが、GPD WINやGPD Pocket同様にあっという間に資金調達目標をクリアすることになるのではないかと思います。

出資者のかなりの割合は恐らくは、GPD WIN 2にもゲーム機としての働きはあまり期待していないのではないかと予想します。

どちらかと言えば、UMPCにはそれだけまだまだ熱いファンがいる、ということの証ではないでしょうか。

資金調達が順調に成功した場合には、2018年4月頃から製品の出荷が予定されています。