障がい者支援機能利用ユーザーのWindows 10への無償アップグレード終了へ

Windows 10のアクセシビリティ情報のページ

Windows 7や8.1からのWindows 10への無償アップグレードは当初のマイクロソフトの宣言通り、Windows 10の正式リリースから1年をもって終了しました。

ですが、これは一般ユーザー向けのお話。

Windowsにいくつか備わっている、ハンディキャップを持つ人たちを支援する機能を利用するユーザーに関しては、2017年晩秋現在でも旧OSからの無償アップグレードが可能になっています。

ですが、このサポートがいよいよ2017年いっぱいで終了することになりました。

色々と組み込まれているサポート機能

Windowsには普段、健常者が触っているだけでは気づかないことの方が多い、ハンディキャップを持つ人たちをサポートする機能が各種備えられています

まだまだ完全とは言えませんが、そういった部分へのサポートやケアの意識の高さは、やはり欧米の企業ならではだなと思わせてくれます。

完全に余談になりますが、Webサイトの作りに関しても欧米の企業のほうがアクセシビリティに関する考え方が数段以上進んでいます。

日本では本当に大手の企業あっても、そういった配慮のないサイトをそのまま使っているところがかなりあります。

Webサービスのログインの際の画像認証などはその典型例の一つですね。読み上げ機能を一切考慮していないサイトがたくさん残っています。

話を戻しますと、Windows 10にもいくつかのサポート機能が備わっていて、弱視の人たちのサポートを目指した文字の拡大機能、色弱の人たちのサポートを目指す配色の工夫を行なったテーマ、全盲の人たちなどをサポートすることを目指した読み上げ機能の「ナレーター」などが備わります。

ナレーターは無償アップグレード期間終了後に大幅アップグレード

実は、Windows組み込みの読み上げ機能である「ナレーター」の大幅な機能アップグレードは、Windows 10の最初の大規模アップデートであるAnniversary Updateで実装されました。

Anniversary Updateは1年間の無償アップグレード期間終了直後にリリースされましたので、ナレーターを本格的に使ってみよう、というユーザーのニーズとはタイミングがうまく合致していませんでした。

その関係もあってか、ハンディキャップサポート機能を活用するユーザーに関しては、今までは期限を切らない形でWindows 7/8.1からの無償アップグレードが提供され続けていたのです。

2017年いっぱいで終了へ

そういったハンディキャップサポート機能利用ユーザー向けのWindows 10への無償アップグレード期間も、2017年12月31日を持って終了することになりました。

マイクロソフトが正式に公式Webサイトで告知を出しています。

Windows 10の新しくなったナレーターを活用してみたいユーザーは、早めの対処をされると良いでしょう。

まだ機能不足というお話も

実際にWindows 10のナレーター機能を使ってみているユーザーのお話を又聞きですが確認することが出来たのですが、まだ、色々な面で機能不足なのだそうです。

そのため、多くのこの機能を実利用するユーザーはサードパーティー製の読み上げソフトをインストールしてパソコンを使っています。

マイクロソフトにはもう何歩か頑張ってナレーターの機能アップを図ってもらいたいですね。

Windows 10ではフィードバックハブの仕組みでどんどんユーザーがマイクロソフトに直接要望を上げられるパスが出来ていますから、機能改善の希望を伝えることでマイクロソフトが実際に動いてくれるようになりました。

そういった方面からも改善が進めばと思います。