勝手に再起動された!と頭を抱える前に、Windows 10の設定をチェック

日本では10月18日未明ぐらいからWindows 10の新しい大規模アップデートである、Fall Creators Updateの提供が開始されています。

今回はかなりスムーズにWindows Update経由で更新プログラムが落ちてくる感触で、既にかなりたくさんのパソコンに適用されているのではないかと思います。

この際、必ず再起動が必要です。このため今回もどこかで「勝手にパソコンが再起動されて作業途中のデータが!!」という嘆きが出てくるかもしれません。

今のWindows 10にはこの事故を防ぐための仕組みが既に組み込まれています。思わぬ再起動でデータを失う前に、設定をチェックしておきましょう。

アクティブ時間の設定

意図しない再起動を防ぐための設定の一つは「アクティブ時間」の設定です。

指定した時間の間はユーザーがパソコンを活用しているものとして、この間は自動的に再起動が行われることはなくなります。

この設定は、設定アプリの「更新とセキュリティ」のボタンを使います。

更新とセキュリティのページを開くと、最初にWindows Updateの項目が表示されます。

このページの「アクティブ時間を変更します」のリンクをクリックすると次の画面が開き、アクティブ時間を設定できます。

以前のバージョンでもアクティブ時間の指定は可能でしたが、Homeエディションではその間隔を12時間までしか設定できませんでした。これがいくつか前の大規模アップデートで修正され、Proエディションなどと同様に18時間間隔までの指定が可能になっています。

18時間の最大の長さを取ると、開始時刻に朝6時、終了時刻に24時を指定できる訳です。

ほとんどのケースでPCを利用する時間帯全てを網羅可能になると思います。

ちなみに、アクティブ時間内に再起動が必要な更新が発生した場合には、通知領域に再起動を保留している旨の通知が上がるはずです。

そちら経由で即、手動による再起動を実行して更新を完了することも出来ます。

追加の通知を表示

アクティブ時間外でも再起動が必要な旨のダイアログを表示して、再起動実行前の状態で待機させる設定も行えます。

こちらの設定は、設定アプリのWindows Updateのページの「再起動のオプション」のリンクから入ります。

再起動のオプションのページでは、「追加の通知を表示」の設定の下にあるスイッチで、再起動直前の確認ダイアログ出力をオンにします。

こちらの設定を行うことで、アクティブ時間外にも自動的に再起動は実行されなくなります。

こちらのダイアログが出て再起動を行なって問題ない場合には、ダイアログに対しその旨を応答すればすぐに再起動が実行されます。

離席前に保存の癖も付けておきましょう

設定次第では自動再起動がかかってしまうWindows 10の仕様にも、ちょっと気の利かない部分があるのは間違いがないと思います。

今の機能ならば、少なくとも「追加の通知を表示」のスイッチの規定値は「オン」でいいと思います。

それだけしっかりとWindows Updateを適用して欲しい、というマイクロソフトの意思の表れではあるのでしょうけれど。

ただ、今のパソコンというのはフォアグラウンドで直接ユーザーが何らかの操作を行なっていない状態でも、バックグラウンドでせっせと動作しているOS本体などが何らかの不具合を起こし、勝手にコケてしまう可能性も持っているデバイスです。(今のスマートフォンも同様ですが)

もちろんその可能性はかなり低いのですが、でもリスクはゼロではありません。

ですので、離席前には作業途中のデータは必ず保存する癖を付けておくことで、データが失われる事故の確率を大きく下げることが出来ます

あまりパソコンやスマートフォンなどを信じすぎないことがキモかもしれませんね。