数字キー列まで廃したミニマルなキーボードVortex CORE 47Keys登場

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コンパクトなキーボードには常に一定のニーズがあります。各メーカーから色々な製品が入れ替わり立ち替わり市場に投入され続けています。

そんな市場にこれ以上はキー数を減らすことは不可能じゃないか、それぐらいに思い切ったミニマルコンセプトのキーボードが登場しました。

台湾のキーボードメーカーVortex gearの製品「Vortex CORE 47Keys」を、RealForceシリーズなども取り扱うアーキサイトが販売開始しました。

基本は英語配列

Vortex CORE 47Keysのキー配列の基本は英語(ASCII)配列です。このためキーの横方向の列数が日本語(JIS)配列よりも1列少なく、その分もキーボードのコンパクト化に貢献しています。

Vortex CORE 47Keysがキー配列において最も大胆な決断をしているのは、キーの5列目、数字キー列を全部廃止してしまったことです。基本的なキーはアルファベットと一部の記号だけに集約してしまいました。

ファンクションキーだけではなく数字キー列まで省く、というのはなかなか衝撃的なフィーチャーです。

数字キー列がないこと、横方向が1列少ない英語キー配列であることもあり、普段日本語入力をかなの直接入力で行なっているユーザには非常に厳しいキー配列と言えるでしょう。

また英語配列のため一部の記号のキーマップが日本語キーボードとは異なります。数字キー列がないことと合わせ、入力には一定の慣れが必要になるでしょう。

ないキーはFnキーとの組み合わせで

数字列など、Vortex CORE 47Keysのキーに存在しないキーの入力は、二つあるFnキーとのコンビネーションで行ないます。

かなり独特の入力方法になると思いますので、最初はかなり入力には戸惑いが伴うでしょう。

また、当然のごとくファンクションキーもありませんから、日本語入力の際の文字種変換にファンクションキーを使われている方は、この部分でも使い始めでかなり苦労することになるかもしれません。

だが小さい

このようにアルファベット文字の基本だけは守っているものの、追加キーに関しては完全に「変態配列」と呼べるような特殊なキーボードになってしまっていますが、ですがフルキーピッチを実現したキーボードとしてはとにかく図抜けて小さなフットプリントを実現したところがVortex CORE 47Keysの特徴です。

フルキーボードの約40%程度しか設置面積を必要としません

持ち運びにも非常に便利で、出先で使い慣れたキーボードを使いたい、というユーザーにはうってつけの製品になっています。

文字入力をたくさん行なうユーザーには、今でも恐らく物理キーボードが最も入力効率の高いインタフェースでしょう。その大事な周辺機器にいつも使い慣れた製品を活用できるというのは、作業効率上かなり重要なファクターです。

こだわりのCherry MX採用

Vortex CORE 47Keysではキースイッチに恐らく世界で最も有名なキースイッチのブランド、Cherry MXのものを採用しています。

このため打ち心地でも最上級に近い感触を味わえるものと思われます。

さらにスイッチの種類で茶軸、青軸、赤軸、クリア軸の4種類を選択可能とするなど、非常にこだわりの作り込みを行なった製品になっています。

ただ、Cherry MXブランドのメカニカルキースイッチは、基本的に大きめのタッチ音が出る作りです。Vortex CORE 47Keysを持ち運んで出先で利用する場合には、タイプ音に注意した方が良い場所もあるはずです。

キー入力の際のクリック音はタイピングのリズムを作る上でかなり重要な役割を果たしますが、使う場所によっては騒音にもなりかねないものであることは留意しておいた方が良いでしょう。