上海問屋から実売3000円のお手頃左手用キーボード。実はゲーム以外にも便利

上海問屋の左手用キーボードの製品情報ページ

 

元々は主にFPSというジャンルのゲーム用ですが、左手用キーボードというコンパクトでちょっと変わった配列の製品があります。

元来の性格上、ゲームのジャンルの中でも最もとんがったプレイを求めるユーザーの多いジャンルであることもあり、使用するキースイッチなどにも徹底的にこだわった製品が多く、左手用キーボードは基本高価な製品になっています。

そんなジャンルに、いくつかの部分を妥協することで実売2,999円を実現した製品を上海問屋が投入してきました。

今回はこの製品を取り上げて左手用キーボードのメリットなどにも触れてみます。

元々はFPSに必要なキーだけを集めたミニマルなキーボード

FPS、First Person Shooterというゲームの基本操作は、キーボードのA,S,D,Wで移動を行ない、その周辺のキーを使って各種操作を行ないます。

右手はマウスでターゲティングと攻撃操作を行なう形になります。

この左手側の操作に必要なキーだけを集めた小型キーボードを通称として左手用キーボードと呼んでいます。

FPSではマウスを素早くかつ精密に操作する必要があるので、マウスを動かすスペースが大きめに必要になります。

このため机の広さによってはフルサイズのキーボードが邪魔になってしまうことがあるのですが、必要最低限のキーだけをコンパクトにまとめた左手用キーボードならば、マウス操作を行なうスペースを十分に確保できる、というわけです。

こだわりはないけど安い

より一般的な左手用キーボードは、その他のゲーム用周辺機器と同様にさまざまな使いごこちにこだわった作りとなっている製品が多くなっています。

キースイッチにもCherryMXの~軸シリーズなどが採用されることが多く、相場は1万円~ぐらいの世界です。

ですが、上海問屋から登場したこの左手用キーボードはキースイッチには一般的なメンブレンタイプを採用し、キーボードマクロの設定を行うユーティリティなども省かれているようでこだわりを捨てたような構成にはなっているものの、その分、このジャンルの製品としては破格とも言える税込み2,999円を実現しています。

初めて左手用キーボードを試してみるには適切な製品になっているかもしれません。

FPS以外にも便利

左手用キーボードはキー配列も結構いわゆる「変態配列」的になっていて搭載されるキー数にも限りがありますが、何よりコンパクトという特徴があります。

このためマウス操作のスペースの必要なFPSだけではなく、大きめのペンタブレットを活用するイラスト作成やフォトレタッチ作業などにも便利に利用できます。

大きめのタブレットを机に配置して、イラスト作成やフォトレタッチ作業を行なうアプリでよく使うコマンドを左手用キーボードにアサインすることで、必要な作業面積を確保しつつコマンド発行を容易に行うことができます。

よりニッチな用途では、ゲームで2台のPCを同時操作するときの2台目のPC側の操作用にもピッタリです。

専用ユーティリティによるサポートがないものの

上海問屋の左手用キーボードではサポートソフト自体がないようです。

このため、キーボードをプログラマブルなボタン的に使ってマクロ発行用スイッチに利用することはちょっと難しいようです。

AltキーやCtrlキーなどのモディファイアキーは装備されているので、それらを使ったコマンド発行は出来ますから、多くのソフトで汎用的なコマンドはある程度利用できると思います。

左手用キーボードに興味はあったものの、価格面で抵抗のあったユーザーには最適な一品になってくれるかもしれません。