Fall Creators Updateに向けて動き始めたWindows 10。最新IP版の状況

 

半年に2回の大規模アップデートを継続する、というのはよく考えたらやはりものすごいことで、つい先日Creators Updateが出たばかりの感触が残る中、既にプレビュー版の方はFall Creators Updateに向けて全力で走り始めています。

先日から続けて新しいビルドが公開され、Fall Creators Updateで実装が予定されている新項目、今まで実装が予定されていながらなかなか形にならなかった新しいフィーチャーがどんどん盛り込まれています。

今回はwindows 10のインサイダープレビュー版の最新状況を少し取り上げてみます。

Windows Story Remixはやくも手にできるように

Fall Creators Updateの目玉の一つになりそうなのが、Windows Story Remixかもしれません。

静止画や動画などの素材から適当なストーリーに沿った動画、スライドショー的な動画を作成してくれるものです。

画像認識や画像の空間認識なども行えるようで、あとから3Dのオブジェクトを写真や動画の空間に配置することも可能になるようです。

画像認識にはマイクロソフトの画像に関するディープラーニングの成果が反映されていて、既にフォトアプリに実装されている画像を識別して自動でタグを付けてくれる機能などと同等の基盤技術が使われていそうです。

直接は関係ありませんが画像認識という意味では、ポケモンGOのスクリーンショットをOneDriveに保存すると写ったポケモンをきちんと認識して、ポケモンの英語名のタグが自動でつくはずです。

Peopleアプリの連絡先をタスクバーにピン留めできる

Peopleアプリに登録されているユーザー連絡先をタスクバーにピン留めする機能がようや
実装されています。

この機能はかなり前からアナウンス自体は行なわれていたものの、なかなか今までの大規模アップデートには間に合わず、どうやらFall Creators Updateでやっと日の目を見る形になりそうです。

タスクバーに貼り付けた連絡先から、直接スカイプなどの手段で連絡を取ることが出来るようになります。

タスクマネージャーでGPUの負荷も監視可能に

細かい部分かもしれませんが、タスクマネージャーに「GPU」の項目が追加され、GPUの負荷の状況のモニタリングが可能になります。

ノートパソコンではGPU負荷がかなり覿面にパソコンのファンノイズに影響してきますから、そのあたりが気にかかる方にはうれしい機能になるかもしれません。

今後はCPUパワーだけではなくGPUの膨大な演算能力を活用しようとするアプリが増える可能性がありますので、重要性を増してくる機能になるかもしれません。

こちらは深読みをしすぎかもしれませんが、マイクロソフト自身が今後GPUの処理能力の活用を目指す、という前置きなのかもしれません。

Edgeの機能強化

少しずつ完成度を上げてきているEdgeですが、ところどころよく使う機能にもまだ使いにくい部分を残しています。

ブックマークの扱いの周辺はその使いにくさの残る機能の一つですが、この部分にも強化の手が入りそうです。ブックマークを保存する先を、直接フォルダを指定する形で設定できるようになります。

また、Edgeのブックマークをタスクバーにピン留めすることも出来るようになるようです。

タスクバーが従来のイメージを超えて、パソコンで扱うさまざまなモノのポータルになっていきそうです。

不具合が出るのも相変わらず

この部分はプレビュー版の、特にFast Ringで配信される物件に関してはどうしようもない部分ではあるのですが、やはり不具合は出ますね。

著者宅ではHome版とPro版で2台のPCにプレビュー版のFast Ringの物件を適用していますが、DELLのXPS15のほうには、どうやっても1つ前のHome版ビルドのアップグレードインストールが出来ません。

インストーラー周りにバグが潜んでいるようで、そこが解決された物件を待つしかないようです。

やはりプレビュー版、特にFast Ringの物件をメインで使うPCに入れるのはリスクを伴う行為ですね。