遂に登場、Windows 10 Creators Update

マイクロソフトのCreators Update案内ページ

 

日本では4月6日頃から手動でのアップデートツールが登場して、Windows 10の新しい大規模アップデートCreators Updateの配信が始まりました。

通常の大規模アップデートの配信経路であるWindows Update経由では、4月12日に日が変わったあたりから配信が始まったはずです。

今回はこのWindows 10の新しい大規模アップデート、Creators Updateの新機能などをザッとまとめます。

通常経路経由の配信にはタイムラグあり

Windows Updateを経由して配信される通常経路でのCreators Updateの配信は、パソコンの機種によってかなりタイムラグが出るはずです。

著者の手元のパソコンでも、ASUSのT90Chiには4月12日の朝から配信が行なわれましたが、VAIO pro 11のほうにはまだアップデートプログラムが落ちてくる気配がありません。

予想としては、一般的な汎用に近いパーツで組まれているパソコンほど確認作業などが短く済むため、サクッと配信が始まるのではないかと思います。

日本のメーカー製のこだわった作りのパソコンほど、独自のパーツなどを組み込んでいる分、ドライバーの互換性などの確認作業、新しいバージョンのドライバーの準備などに時間がかかり、結果として更新プログラムの配信スタートまでに時間がかかることになる可能性がありそうです。

そのような配信までに時間がかかるパソコンにも手動でのCreators Updateの適用は可能なはずですが、独自ドライバーの非互換があった場合には、更新後、一部の機能が利用できなくなる可能性もゼロではありません。

このため、特にメーカー製パソコンでは通常経路から更新プログラムが配信されるのを待った方が安全でしょう。

ペイント3D正式実装

まさかのペイントが3D対応と言うことで一時騒然となった「Paint 3D」ですが、「ペイント3D」として正式実装されました。

3D対応のソフトとしては機能はとても小さいのですが、3Dオブジェクトを楽に扱えるインタフェースはなかなかの優れものです。

今後ユーザーがMR環境を自前で操作できるようになったときの入り口の一つになるかもしれない、と著者は見ています。

EdgeのUI強化

Windows 10では事実上の標準ブラウザとなっているEdgeのインタフェースが強化されました。特にタブを扱う機能が豊富になっています。

ちょっと珍しい手動での明示的な操作によるタブプレビュー機能と、タブを片付けてしまっておく機能が追加になりました。

また、FLASHのプラグインはデフォルトで動作が停止されています。必要なときに指示を行なって動かす形に変わりました。

著作権保護のかかっていない電子書籍ファイル形式のEPUBも開けるようになりました。

ゲームモード追加

対応しているゲームタイトルのパフォーマンスを最適化する、ゲームモードが追加になりました。

また、ゲーム実況やゲームの動画撮影などの設定が、Xboxアプリから設定アプリに引っ越してきました。

設定アプリのUI強化

設定アプリの機能の構成などが見直され、少しずつ使い勝手が継続的に改良され続けています。

ブルーライト低減モード搭載

OS側の色調整機能を使ったブルーライトの低減モードが搭載されました。内蔵時計に同期する形で、自動適用も可能です。

Windows Update適用時の自動再起動抑制

Windows Updateが適用された際に自動で再起動がかかって作業中の内容が飛んだ、といった事故を防げるようになりました。

自動再起動を行なわず、通知を出して更新処理を一旦停止させるオプションが追加になっています。

また、自動再起動を抑制する時間帯のアクティブ時間の幅が最大18時間まで設定可能になりました。

スタートメニューのタイル画面にフォルダを作成可能に

スタートメニューのタイル表示を行なう部分にフォルダを作成できるようになりました。

よりたくさんのタイルをピン留めしてキレイに整理した表示を行うことも出来るようになっています。

Creators Updateはここまでのところ不具合の報告も少なく、かなり安定したリリースになったようです。基本的には安心して導入できる大規模アップデートと言えるでしょう。

ただやはり、周辺機器のドライバーの非互換によるトラブルや、アップデートの際のCドライブの空き領域が足りない場合のエラーなど、従来の大規模アップデートと同様の問題点は発生しているようです。

どちらもある程度ユーザーの手で防げる問題点でもありますので、導入前にはきちんとチェックを行なっておきましょう。

また、大規模アップデート導入前には、可能であればバックアップを取るようにしましょう。