どうやら3月提供開始か?Windows 10次期大規模アップデートリリース直前

 

先日Windows 10のプレビュー版、ビルド15055の配信が開始されました。このバージョンではOSのバージョンが書き換えられたようで、これが次期大規模アップデートのCreators UpdateのOSバージョンになるとみられています。

Windows 10のバージョンのナンバリングのルールは西暦の年の下二桁+リリース月のようで、今回新たに付けられたバージョン番号「1703」から考えると、どうやらCreators Updateは3月中に配信が開始されそうな雰囲気です。

今回は、次期大規模アップデートのリリースが目前となった、Windows 10関連のお話をまとめます。

プレビュー版から一度ウォーターマーク消える

Windows 10のプレビュー版は通常のバージョンでは、画面右下のタスクバーと重なるあたりにビルド番号などのバージョン情報が小さな文字で表示されています。ウォーターマークと呼ばれるものです。

大規模アップグレードのリリース前には、プレビュー版から一度このウォーターマークが消えるのが慣例になっています。どうやらその一度ウォーターマークが消えたプレビュー版のビルドが従来のリリース候補版(RC版)に概ね相当しているようです。

今までのリリースでもこういった形が繰り返されてきていますので、このウォーターマークが消えるタイミングから次の大規模アップデートのリリースタイミングがだいたい予想できるようになっています。

また、最初に書きましたとおりOSバージョンも決まったようですので、どうやらCreators Updateは3月終わり頃には配信開始となりそうです。

実際それと重なるように、ここに来てプレビュー版で新ビルドが提供される間隔はかなり短くなっているのですが、新機能が追加されることはほぼなくなり、ほとんど全てがバグ修正のためのリリースになっています。

いよいよCreators Updateリリース間近、という雰囲気が高まってきています。

新機能てんこ盛り

以前記事にしたとおり、Creators Updateでも大量の新機能が実装されます。

Edgeは着実に機能改善、追加を続け、モダンブラウザとして実用性を高め続けています。初期のEdgeはかなり完成度が低く、メインのブラウザとして使っていくには物足りない部分も残していましたが、今はかなり先行する他のブラウザに追いついてきました。

スタートメニューもさらに手が入ります。

Windows 10 Mobileでは既に実現済みの、タイル画面にフォルダを作って複数のタイルを束ねられる機能が追加になります。

スタートメニューのタブ表示領域を、いつでもどのプログラムからでもすぐに呼び出せるプログラムランチャーとして使う際の使い勝手がさらに上がりそうです。

設定アプリのインタフェースの見直しも継続して行なわれています。こういった部分にはフィードバックハブがユーザーの意見吸い上げに大きな力を発揮しているようです。

プレビュー版の動きを見ていてもユーザーからの声を反映した、という部分が多く、従来のマイクロソフトの開発の方向性とは随分変わってきたなぁ、と感じさせてくれる部分です。

また、Windows 10ではWindows Updateが基本自動適用になり、その際に再起動が必要なケースではやはり自動再起動がかかるようになっています。この自動再起動の影響で作業途中のデータが失われる「事故」が問題になるケースもあるようです。

Creators Updateではこの部分にも見直しが入ります。

再起動を行なわない時間帯の「アクティブ時間」の幅が18時間まで拡大されますし、アクティブ時間外の再起動でも確認のダイアログが表示され、そこに応えない限りは再起動が走らない仕組みが組み込まれる模様です。

Windows Inkの改善はこの機能はまだまだこれから、というレベルに留まりそうですが、完全新作となる「Paint 3D」などの楽しそうな機能も待っています。

次は何が来る?

Windows 10以前のWindowsを使っているときには、もうパソコン用OSで出来ることはもう全部盛り込まれてしまって、このあと何か変われる要素って残っているんだろうか?と思うことがありました。

ですが、まだまだ出来ることって残っていたんですね。Windows 10リリース後の大規模アップデートで追加される内容を見ているとそんなことも感じます。

たぶんこれからまだ、HoloLensの体験をより多くの人が味わえるようになるための基盤の整備などが続くと思います。Paint 3DもHoloLensの基盤機能を利用してMR体験をより簡単にユーザー自身が行なうための、その準備段階の一つかもしれません。

次以降の大規模アップデートでもマイクロソフトはユーザーを驚かせ続けてくれるでしょうか。期待はしていきたいですね。