マグボトル型?何か新しいことが出来そうなドスパラの新型PC

Diginnos DG-CANPC (ボトル型パソコン Windows 10)

これ、何に使うの?と聞かれると、う~ん、とうなってしまいそうですが、でも何か新しいことが出来そうな気のする、不思議な形のパソコンがドスパラから発売されてました。

大きさ的には500mlのペットボトルと同じぐらい。自動車のドリンクホルダーにちょうど収まる大きさです。マグボトル型、とでもいえばいいのでしょうか。

このちょっと面白いパソコン、少し詳しくご紹介します。

スペックはタブレットPCマイナス液晶画面

このパソコンのCPUには今のATOMシリーズでは最上位となる、ATOM x7 Z8700が搭載されています。CPU部は4コア、定格1.6GHz動作で、ブースト時には最大2.4GHzで動作します。

統合されているGPUには16個の演算ユニットが搭載されていて、他社と共通の数え方に直すと64SP相当と言うことになると思います。しばらく前のエントリークラスのGPUに相当する性能を持っています。

前世代のATOMシリーズよりも大きく性能が向上している部分でもあります。

メインメモリにはWindows 10などを動かすのにはほぼ十分な4GBを搭載。ストレージは32GBと、こちらはWindows 10を入れるにはギリギリのスペックですね。

フルサイズ(Type-A)のUSB3.0コネクタを2個備えていますが、有線LANのポートはなし。ネットワークはIEEE802.11acまで対応する無線LANを使うことになります。

BluetoothやマイクロSDXCカードスロットも備えていますが、やはりインタフェースの面でもタブレット端末に近い構成になっていると言えるでしょう。

ただUSB3.0があれば、外付けハードディスクやギガビットの有線LANアダプタにも余裕を持って対応できる拡張性はあると言えます。

また、3,800mAhのバッテリーを内蔵していて、AC電源のないところでも6時間動作できます。ちょっと大きめのスマートフォン程度のバッテリーで、6時間パソコンが動く、というのもちょっとびっくりするところかもしれません。

Webカメラとマイク内蔵

ちょっと面白いのは、Webカメラとマイク、スピーカーを内蔵しているところでしょうか。

バッテリーを内蔵して出先でも動かせるあたりも考えると、このPCで出先からビデオチャットを使った会議なども行えるかもしれません。個人用では生放送的な使い方があるのかもしれませんね。

性能面は限定的ではあるものの

いかに最上位のチップを採用したとは言えATOMはATOMですので、性能面に過大な期待は禁物です。ただ、一般的なオフィスワークやWeb巡回、ネット動画の視聴程度の軽い作業であれば難なくこなせる性能を持っています。

しかもとびっきりに低い消費電力で。

メモリがデュアルチャンネルアクセスならば、ATOM x7 Z8700は思いの外高い性能を示してくれて、ドラクエXだとそこそこの解像度で快適に遊べそうな性能があります。ただ、この製品はその部分は明示されていないため、そこまでの期待は危険かもしれません。

また、ATOM採用のパソコンとしては内容積に余裕のある筐体となっていて、冷却用のファンも持っていますので、無音動作とはならないものの冷却にはある程度余裕があります。

多少重いタスクを連続して動かす際にも、初期のスティック型PCで良くあった過熱による性能ダウンはあまり心配しなくてい良いと思われます。

見た目は背面のコネクタ群を見ない限りまずパソコンとは思われない形をしていますので、パソコンの存在感を消してリビングのテレビに接続して利用すると言った用途にも適しているかもしれません。

まとめ

中身は特にびっくりするようなものではなく、多分性能も限定的です。でもこの今までになかった斬新な形は、何か新しいことが出来そうな雰囲気を持っているように思います。

価格もOS込みで税別2万7千円弱とかなりお手頃価格となっています。

なんだかよくわからないけど何か色々出来そうな気のする箱、というパソコンの昔ながらのイメージを表現した新しいカタチかもしれませんね。