パソコン界隈のちょっとしたトレンド、超小型パソコン

インテル スティック型PC Intel Compute Stick Windows 8.1 32bit搭載モデル BOXSTCK1A32WFCR

今は少し話題的には下火になっていますが、パソコンのジャンルでは超小型パソコンが一つのジャンルとして定着しつつあります。一時期は新製品の発売が相次いだこともあり、かなりの話題となりました。

内容的には新世代のATOMと、低スペックのパソコンであればライセンス料が無料になるWindowsを搭載したもので、低価格の8インチクラスのタブレット端末の中身をそのまま持ってきたような形です。

今回はこれら超小型パソコンに関して少し掘り下げてみます。

カギは新世代のATOMプロセッサ

インテルのCPUにはATOMというブランドがありますが、この名前に悪いイメージを持っている方がまだたくさんいらっしゃると思います。

何年か前に「ネットブック」というジャンルのパソコンが、その低価格をウリにして流行した時期がありました。ですが、スペック的にかなり限定的なものだったこともあり、あっという間に流行は過ぎ去ってしまいました。

もともとネットブックはフルスペックのパソコンではなく、ネットサーフィンなど限定的な用途で利用することを前提にして作られた機種だったのですが、そういったパソコンでも何もかも、いろいろな用途で普通に使えることを期待して購入した人が多かったようです。

性能的にオールマイティにはなりえない内容でしたから、そういった期待を持って購入された方々は大きな落胆をすることになりました。

そのころネットブックでたくさん使われていたCPUが当時のATOMプロセッサでしたので、その時にATOMというブランド名に悪いイメージが確定してしまいました。

ですが、1世代前のモデルチェンジでATOMプロセッサはまるっきり別物に生まれ変わりました。CPUを高速化するためのいろいろな技術をある程度取り込んだ設計になり、ネットブック全盛のころのATOMとは様々な性能が段違いによくなっています。

さすがに最先端のCoreプロセッサには及びませんが、Webサイトを見てあるいたり、ネット動画を見たり、オフィスソフトを使ったりするには十分な性能を持つようになっています。

その上、それなりの性能で低消費電力・低発熱と、使い道によってはとても魅力のあるCPUに生まれ変わっています。

スティック型PC

超小型パソコンが行くところまで行きついた感じのあるモデルが、スティック型パソコンです。USBメモリを1まわりから2まわりほど大きくしたような外見で、テレビなどのHDMI端子に接続すると、液晶テレビをパソコンのように利用することが可能になります。

サイズが小さいために冷却能力は弱いので重めの仕事をすると冷却が追いつかず、強制的にCPUクロックが下がったりするケースはあるようです。

ただ、このような超小型パソコンに仕事の資料などを入れておけば、キーボードとマウスを何とかする必要はあるものの、出先のホテルなどで備え付けのテレビを使ってちょっとした資料の修正を行ったりすることもできるようになります。

同じようなことはスマートフォンでもできなくはありませんが、やはり本物のWindowsがそのまま動く意味は大きいと思います。

基本的は無音動作

これらの超小型パソコンにはほとんどの場合、冷却用のファンがついていません。また、ストレージも小容量のSSDが使われています。このため、動作中にノイズを出す部品がありません。

つまり完全に無音動作のパソコンとなっています。パソコンがノイズを出しませんから、動画や音楽の鑑賞には最適なパソコンにもなってくれる、ということですね。