高性能すぎる今のパソコン

2018年1月18日

一般的な用途に必要な性能をとっくに追い越してしまったパソコン

初期のパソコンではいろいろな性能が完全に不足していて、日常的に使う用途でもいろいろな処理装置がフル回転するような状況でした。

ですが今のパソコンは上に書いたように本当に高性能で、ワープロソフトで文章を書いたり、表計算ソフトで家計簿をつけたりするレベルの作業では、CPUも何もかもがほとんど遊んでいる程度のレベルでしか動作しません。

昔のパソコンは動画の再生でもあっぷあっぷな状態でしたが、今はネット動画の再生程度では、CPUの負荷のグラフがほとんど振れない程度の仕事だけしていれば十分になっています。

つまり、一般的にパソコンが使われる用途の恐らく95%以上では、パソコンは性能を完全にもてあましてしまう状態になっています。

ですので、全ての人がインテルのCoreプロセッサシリーズに代表されるような、超高性能のパソコンが必要な訳ではなくなっている、と言う風に考えることも出来るのです。

今のCoreプロセッサは、ノートパソコン用だと消費電力の面でもものすごく頑張っていて、一昔前のノートパソコンでは信じられないほどの長時間バッテリーでの運用も可能になっていますが、今はさらに省エネなCPUも存在します。

Webサイトを見て回るとか、ネット動画視聴とか、WORDやEXCELを使うといったレベルの使い方ならば、そういったもっと省エネなパソコンでも十分に用が足りるようになってきています。

今の高性能パソコンでも足りない用途も残っている

ただ、今の最先端の超高性能なパソコンを持ってしても、まだまだ非常に重い作業がごくごく一部には残っています。そういった用途に使うことを考えると、実は今のハイエンドのパソコンでもまだ性能不足です。

たとえば、ビデオカメラやデジカメで撮った動画を、ネットで配布するためにサイズを小さく変換する作業(エンコード)は、今の最高性能のパソコン用CPUを持ってしても、まだまだ非常に重たい作業です。変換しきるために、動画の記録時間と同等か、それの数倍以上の時間がかかる場合がザラにあります。

また、高画素化したデジカメの写真の修正作業なども、修正内容によっては大変重たい処理になります。

こういった事情がありますので、今後のパソコンは一般的な用途向けの機種と、非常に重い作業を行うためのエキスパート向け的なモデルとで、どんどん二極化が進んでいくようになるのかもしれません。