解像度は高ければ高いほど。パソコン画面の高解像度の意味

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今ではスマートフォンの5インチクラスの画面にもフルHD(1920 x 1080ドット)とか、それ以上の高解像度の液晶が使われるようになりました。

パソコンでも4kディスプレイと呼ばれる3840 x 2160ドットなどと言った超高解像度のディスプレイが、徐々に手を出しやすい価格帯に降りてきています。

どちらも解像度の高いディスプレイが使われていますが、その解像度の使い方がスマートフォンとパソコンとではちょっぴり違います。そのあたりも含め、パソコンで高解像度の画面を使う意味、メリットなどを紹介します。

・パソコンの高解像度画面では表示する文字数が増える

スマートフォンでは解像度の高い画面でも解像度の低い画面でも、表示される文字の数にはほとんど差がありません。だいたい表示される文字の大きさが同じになるように、スマートフォンのOSが制御しています。

このため、文字数という観点での情報量としては、せっかくの解像度が無駄になっている、とも考えられます。

ただ、スマートフォンのような小さな画面で、文字の大きさをきちんと制御していないと、1つ1つの文字が豆粒のようになって読めなくなってしまうケースも出てきます。

つまりスマートフォンでは、画面の解像度の高さを「文字のキレイさ」に使っているということが出来ます。

これに対してパソコンでは画面のサイズが十分に大きいこともあって、基本的にはどんな解像度のディスプレイでも、文字を構成するドットの数は同じになっています。

このため、解像度の高いディスプレイにはたくさん文字が表示できるようになって、文字数で見たときの表示できる情報量が増えます。

そのかわり、解像度の高いディスプレイでも低いディスプレイでも、よく見るとそれぞれの文字のキレイさにはまったく差がありません。

パソコンのディスプレイでは解像度の高さを「文字としての情報量の多さ」に使います。

こういったことがありますので、パソコンでは解像度の高い画面であるほど、いっぺんに表示できる様々な情報の量が増えます。Excelでいっぺん表示できるセルの数がどーんと増えたり、WORDでA4の文書一枚をスクロールすることなく表示できたりと、作業の効率アップにつながるメリットが出てきます。

・複数のアプリを一緒に動かすにも便利

解像度の高い画面を使うのでしたら、1つのアプリを全画面モードで動かすのはちょっともったいないです。せっかくWindow「s」(複数形)だったりするのですから、いくつかのアプリを同時に動かしてウィンドウモードで表示してみましょう。

ブラウザで調べ物をして、その内容を参照しながらレポートを書いたり、インスタントメッセンジャーでチャットしながら、ほかのことを平行して作業したり、撮ってきた写真をレタッチソフトで加工して、それをブラウザで開いているSNSに貼り付けて投稿したり、いろいろなケースが考えられると思います。

パソコンで広い画面を一番活かせるのは、複数のアプリを同時に動かして、それぞれを行ったり来たりしながら作業を行うことです。うまく使えば作業効率をかなり引き上げることが出来ます。